「三人寄れば文殊の知恵」って実は嘘みたい・・・。

多くの人間が集まって1つの物事に取り組むことでヒューマンエラーは防げる。これは1つの常識となっています。「三人寄れば文殊の知恵」ということわざもあります。ですが、心理学的な実験によって、人数が多ければ多いほど1人1人は手を抜くことが証明されています。アメリカの心理学者ラタネは、仲間が増えると知らず知らずの内に手を抜く心理を社会的手抜きとして提示しました。このラタネの実験を踏まえれば、何かのチェック作業で人を増やすことはミスを誘発することに繋がるだけで、ミスの予防にはなりません。また、ラタネの実験によって、人が多ければ多いほど、見て見ぬふりをする人が増えることも実証されています。つまり、何かの作業に際して人数を増やせばヒューマンエラーを防げるというのは幻想に過ぎないのです。「三人寄れば文殊の知恵」はヒューマンエラー防止には当てはまらないということです。管理職に就いている人は覚えておいて損はないでしょう。